尊敬するひとは子供の頃も今もかわりません。
かわらないのはとても居心地のよいことです。
生まれ育った山形にいたときは浜田廣介さんと井上ひさしさんの作品がそばにおりました。
今は宮沢賢治さんが混迷の時代にちりじりになりそうなときに
冷たい風か透明の軌道を感じたり魅せてくれます。
やさしく元気づける言葉を本当にかけてくれるひとは実はなかなか、少ない。
またはそれに気がつけないところがある。
私もやさしい言葉をかけているか正直わからない。
無知は時に、暴力になる。
力がわいてくることばを紡ぐこの人たちに出会えたことに
心より感謝したい。